「ドラえもん科学本」が爆売れ、創刊号20万部に加え異例の大増刷。

7月6日に小学館より発売された“知的おもしろ科学本”こと「ドラえもん ふしぎのサイエンス」創刊号が爆発的な売れ行きを見せている。創刊号は20万部という大量部数を用意していたが、小学生を持つ家族を中心に予想を上回るペースで売れ、子ども向けの学習ムックシリーズとしては異例の4万部の追加生産が決定した。
「ドラえもん ふしぎのサイエンス」は組み立て式の科学ふろくと、ドラえもんの新作まんが&記事で構成された科学ムックシリーズ。創刊号の科学ふろくは「空飛ぶドラえもん 手回し発電タケコプター」で、手でハンドルを回すことで発電し、ドラえもんのタケコプターが回転、空に舞い上がるという、見てビックリ、遊んでクセになる付録だ。
誌面はオールカラー68ページ。ドラえもんの描き下ろしまんがと記事で、科学ネタをわかりやすく紹介している。創刊号の特集記事は科学ふろくに連動した「空を飛ぶしくみ」で、飛行機や鳥、ヘリコプターの飛ぶ仕組み、空飛ぶイカからライト兄弟まで、さまざまな飛行ネタをピックアップ。さらに科学ふろくのタケコプターのプロペラがなぜ2枚なのか、その謎もしっかりと解説した内容だ。
そのほかの特集は地震予知最前線「地震に挑む!」、おもしろネタ満載の「動物世界一をさがせ!」、ひみつ道具のタマゴ的最新技術の紹介、科学の偉人の名言、自宅でできるおもしろ実験などなど。小中学校で理科の授業が重要視されている昨今、子どもたちに“科学に触れる喜び”を提供すると共に、親子でドラえもんと一緒に科学の楽しさを味わえる一冊となっている。

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