愛媛県内のインターネット利用者のうち、74・5%がネットショッピングを利用していることが、いよぎん地域経済研究センター(松山市)のアンケート調査で分かった。30歳未満、30代では8割超がネットショッピングを利用していると回答したほか、60歳以上でも57・9%が利用していると答えるなど、各年代に幅広く浸透していることが判明。同センターは「買い物のチャンネルの一つとして認知されてきたのでは」としている。
調査は今年7月に、伊予銀行の店頭で調査票を配布し、郵送で回収。計468人が回答した。
同センターによると、ネットショッピングを利用する理由としては、「価格が安い」(58・9%)▽「自宅まで届けてくれる」(55・5%)▽「地元では手に入らないものが買える」(53・2%)-の順だった。購入時に重視する点としても「価格の安さ」(68%)が最も多く、次いで「送料の有無」(50・2%)だった。
一方、不満な点としては「後から不要なメールが送られてくる」が最多の34・4%だった。