oricon ME(東京都港区)は、「ネット銀行」「外貨預金」についての顧客満足度調査を実施し、その結果を発表した。インターネット専業の銀行を利用している人に聞いたところ、1位は「住信SBIネット銀行」であることが分かった。同行は今回で8度目の1位となる。
評価項目別でみると、住信SBIネット銀行は「提供商品・サービス」「ATMの使いやすさ」「ネットバンキング手数料」など全11項目中5項目のほか、「女性」部門で1位に。利用者からは「サイトが使いやすく金利も良い。振込手数料が無料の回数が多いのも非常に助かる」(50代・女性)などのコメントがあった。
2位は「ソニー銀行」、次いで「PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)」。評価項目別でみると、ソニー銀行は「サイトの使いやすさ」「手続き」「問い合わせのしやすさ」など、全11項目中5項目のほか、「男性」部門で1位に。3位のPayPay銀行は、評価項目別「システムの安定性」で1位だった。
外貨預金の満足度調査
外貨預金の満足度調査を行ったところ、2年連続で「ソニー銀行」が1位に。評価項目別でみると、ソニー銀行は「取引メニュー」「入出金のしやすさ」など全9項目中4項目で1位。特に「外貨預金の注文方法の充実さ」や「取引(注文)ツールの操作性」などを評価した「取引メニュー」では74.0点と高評価を得ている。
利用者からは「為替がリアルタイムで取引できる。時々、外貨預金の為替交換手数料が無料キャンペーンをやっているのが良い」(40代・男性)などのコメントがあった。
2位は「住信SBIネット銀行」、3位は「PayPay銀行」という結果に。
インターネット専業銀行のサービスに1カ月1回以上ログインしている人を対象(2395人)に実施。調査期間は1月25日から2月15日まで。外貨預金の調査は1年に1回以上、外貨の購入や売却をしている人を対象(4843人)に実施。調査期間は1月26日から2月8日まで。