ハピネットは1月31日から、NHK Eテレの人気番組「ピタゴラスイッチ」の中でも特に人気の高い「ピタゴラ装置」のゴールを商品化した「ピタゴラ ゴール1号」を発売する。価格は1,980円(税別)で、販売ルートは全国の玩具店、雑貨店・量販店・家電量販店の玩具売り場、オンラインショップなど。

「ピタゴラ ゴール1号」は、「ピタゴラスイッチ」の番組に登場するゴールを1/1サイズで商品化したもの。同番組から初めて商品化される玩具で、本体の形状、音が鳴るタイミング、旗の立ち方など隅々までこだわりが詰まった仕上がりだ。

本 体にたまが入ると旗が立ち、おなじみの「♪ピタゴラスイッチ~」というゴールサウンドが流れる。裏面は透明で、たまが本体の中に転がり落ちてから、どのよ うな順序で移動していき、格納されている旗がどのようなきっかけで飛び出し、音が流れるのか、仕組みや構造を理解することができる。

また、パッケージの中には、ピタゴラ装置を作るときの参考になる「ミニヒント」を封入。家にある身近なものを使って、考えたり工夫しながら、いろいろな装置を作ってみることができる。

今 回の商品化について、同番組の監修を務める東京藝術大学の佐藤雅彦教授は「ピタゴラ装置は、番組が放送されるやいなや、メーカーや視聴者の方々から商品化 への要望の声がたくさん寄せられました。しかし、それにはあえて応えてきませんでした。それは、できあがったおもちゃを用意して、組み立ててもらうことが ピタゴラ装置の目標ではなかったからです。お父さんやおじいちゃんと、お子さん自身で、身の回りにあるものを使って、創意と工夫をこらし作り上げるのがピ タゴラ装置です。それによって、発見する力や考察する力が育まれると考えたからです。しかし、ご家庭で作るとき、どうしてもひとつ足りないものがありまし た。それはあの『♪ピタゴラスイッチ』というゴールの音楽でした。見事、ゴールが決まったとき、あのサウンドロゴが鳴ったら、どんなに楽しいでしょう。そ こで、ボールがうまく入ると、その音楽が鳴る『ピタゴラ ゴール』というものを作りました。是非、これを使って、みなさん独自の面白いピタゴラ装置を作ってください」とコメントを寄せている。