「ママ」や「お母さん」はNG? 妻をファーストネームで呼ぶと愛が深まる理由があった!

子どものいる妻帯者は自分の妻をどう呼ぶのが「正解」なのだろうか。
日本のスタンダードは「ママ」もしくは「お母さん」と呼ぶのが当たり前のようになってはいないだろうか。いや、「おい」とか「オマエ」なんて呼ぶ昭和気質な人もいるかもしれない。
しかし、それは「正解」ではない。
なぜなら、女性(妻)はファーストネームで呼ばれると体内のホルモン状態が良好になり、美しくなる効果が期待できるからだ。
10月3日、化粧品大手の株式会社ポーラが新ブランド「RED B.A」の立ち上げに際して、興味深いサイエンス実験を公開した。それによると、普段ファーストネームで呼ばれていない女性が、何気ない日常生活の中で、突如、夫からファーストネームで呼ばれると、唾液中のオキシトシン(別名“愛情ホルモン)濃度が平均で15.9%も増加することがわかったという。また“ストレスホルモン”のコルチゾールも減少し、総じて体内のホルモン状態を良好な方向へ導くことが判明したというのだ。
【動画はこちら】
Call Her Name
http://youtu.be/oiF_qeICoLU
たしかにこの動画からは、ファーストネームで呼ばれた直後の奥様方の表情が一瞬緩むのが確認できる。その表情はまるで恋する少女のよう。奥様のひとりは「名前で呼ばれた瞬間は、驚きよりもキュンっていう、ドキッという思いの方が強かった」と偽らざる本音を漏らしているが、この瞬間にオキシトシンがブワッと分泌されているというわけだ。
ちなみに、オキシトシンは脳の下垂体後葉から分泌されるホルモンのひとつで、分娩時の子宮収縮、母乳分泌を促すなどの働きがあるとされている。また、出産や授乳行為だけでなく、親しい人との抱擁や性行為でも増加することがわかっている。
つまりファーストネームで呼ぶだけで、性行為と似たような効果が期待できるということ。「セックスできれいになる」という話は聞いたことがあるが、まさか「名前を呼ばれただけできれいになる」なんてことがあるとは驚くべきことだ。
また、同社ではアンケート調査も実施。身近な人から突然、ファーストネームで呼ばれることについて、約80%の奥様方が「ひとりの女性」として好意的に捉えていることがわかった。つまり、本当にきれいになるかどうかは別にして、世のお父さん方は、照れくさくても奥さんのことをファーストネームで呼ぶのが「正解」なのである。
なお、この実験は、初対面の人がファーストネームで呼んでも、女性のオキシトシン濃度は増加することがわかったとか。つまり人妻を簡単にドキッとさせたいのなら、「奥さん」と呼ぶのではなく、ファーストネームで呼ぶのが得策だということ。
余談ではあるが、人妻好きの読者は、とりあえず実践してみてはどうだろうか?(※ただし、ドキっとさせられるかどうかは「イケメンに限る」かもしれない……ので、そこは自己判断・自己責任で)
(取材・文/週プレNEWS編集部)

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