宮城県は新型コロナウイルスの影響を受けた観光の需要回復に向け、人気ゲーム「ポケモン」の海獣キャラクター「ラプラス」とタイアップした「宮城巡りスタンプラリー」を実施している。来年1月末まで。
県内35市町村に1カ所ずつと、仙台市青葉区の「ポケモンセンタートウホク」にスタンプと応募はがきを設置。5個集めるとラプラスをイメージしたこけしのしまぬき(仙台市)の特製置き時計や県産品詰め合わせ、3個でラプラスグッズなどが抽選で当たる。
県は2019年7月に「みやぎ応援ポケモン」に就任したラプラスと連携し、ガイドブックの作成やオリジナルマンホールの設置などの誘客企画を展開する。今年7月には製作販売会社「ポケモン」(東京)と観光振興を軸とした包括連携協定を結んだ。
県内では感染が収束しつつあり、県は10月中旬にクーポン券付き宿泊割キャンペーンを始めた。観光プロモーション推進室の担当者は「引き続き感染症対策に気を付けた上で県内を楽しんでほしい」と話す。
スタンプの設置場所は道の駅や観光施設、商業施設など。特設ウェブサイトで県内の観光情報とともに紹介している。