「ラーメンWalker宮城グランプリ」総合部門発表!1位はダシを極めたあの店

「ラーメンWalker宮城」の人気企画「ラーメンWalker宮城グランプリ」。”百麺人”や読者が実際に食べてみて、悩みに悩んで選んだラーメン店をランキング形式で紹介する。今年1位になったのは、昨年新店部門で1位を飾った、ダシや食材を極めた本格派のあの店だ。<※情報はラーメンWalker宮城2020より>

【写真】ダシを極めた名店「だし廊」の絶品魚介ラーメン

■ 総合部門5位:「麺匠(めんしょう)ぼんてん」(宮城野区榴岡)

メニューの柱は醤油と塩で、いずれも深みのあるスープに魅了される珠玉の一杯。店主はラーメンの食材に使われる添加物にも気を配り、生産地に足を運ぶなどして仕入れを行っている。醤油は埼玉の「弓削多(ゆげた)醤油」、塩はベトナムの天日塩「カンホアの塩」など、調味料にも徹底的なこだわりが光る。

おすすめは「味玉ラーメン」(900円)。種鶏や豚足、煮干し、カツオ節などで取るスープは、魚介の香ばしさと旨味が存分に引き出されている。麺は細麺への変更も可能だ。このほか、スープは塩と砂糖のみで調整する「塩味玉らーめん」(900円)もおすすめ。

<住所:仙台市宮城野区榴岡4-4-7 1F / 時間:11:30~14:30、17:30~22:00、土日・祝日11:30~20:00(LO各15分前)※スープがなくなり次第終了 / 休み:火曜>

■ 総合部門4位:「中華そば嘉一(かいち)」(青葉区国分町)

仙台の鶏中華のパイオニアといえる名店。鶏100パーセントのスープは、青森産の歯応えとコクのある老鶏のみから取ったもの。老鶏を8時間煮込んで取るスープに加えて、コリコリとした食感が残るチャーシューなど、鶏の魅力を最大限に引き出しているといえる。2018年に自家製麺に変更してから、さらに完成度が増した。

おすすめは「中華そば(醤油味)」(700円)。老鶏から出る濃い鶏油とトッピングのチャーシューがコクをプラスしている。鶏の旨味を際立たせるため、スープに酢を加えて仕上げており、噛むたびに旨味が口いっぱいに広がる「鶏チャーシュー麺(醤油)」(880円)もおすすめだ。

<住所:仙台市青葉区国分町3-8-12 / 時間:11:00~15:00(LO) / 休み:水曜、第3木曜>

■ 総合部門1位:「だし廊(ろう)ーDASHIROー」(青葉区一番町)

2016年のオープン翌年に新店部門1位を獲得。そして今年は総合部門で1位と、2年連続で1位に輝いた。2019年には煮干しに特化した2号店「だし廊-NIBO-」もオープンしており、今や宮城を代表する人気店に。さまざまな貝によるスープや数種のチャーシュー、特徴的な平打ち麺など、随所にこだわりが観られる。ダシを極めた「だし廊」の躍進は、まだまだ止まらない。

ここでは「貝だし塩そば」(890円)を味わおう。スープは鶏ガラのほか、アサリやホタテ、ムール貝などから抽出。さらには貝エキス入りの塩ダレも組み合わせている。パスタのような平打ち麺にスープが絡み合う。このほか「飛魚だし醤油そば(熟玉のせ)」(890円)も見逃せない。鶏の旨味とともに、風味豊かなアゴダシが強く香る。合わせた麺は歯切れのいい低加水ストレート麺で、スープとのバランスがよい。

<住所:仙台市青葉区一番町2-2-11 TKビル1F / 時間:11:00~21:00(LO20:45)※スープがなくなり次第終了 / 休み:なし>

このほか2位には伊具郡のK店、3位には大崎市のI店がランクイン。店舗事情により店名は非公開となったが、たくさんのラーメン好きの支持を集めた。

多くの人気店がしのぎを削る宮城県のなかで、1位に輝いたのは「だし廊ーDASHIROー」。このほかにも数多くの名店が存在しているので、まずは「ラーメンWalker宮城」お墨付きの店から足を運んでみてはいかがだろう。

※表記価格は消費税8%時の税込価格となります。2019年12月現在、消費税率が10%に変更され、税込価格が変更となっておりますのでご注意ください。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)

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