「レッスン中に呼び出され」「テレビ局のトイレで」…告発が止まらないジャニー喜多川氏の性加害報告

「鬼畜の所業だと思います」「人類史上最も愚かな事件」ーー。

故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、9月7日に開かれたジャニーズ事務所の会見で新社長に就任した東山紀之(56)は、上記の言葉で断罪した。

その後、『Kis-My-Ft2』の元メンバー飯田恭平氏(35)が「ジャニーズ性加害問題当事者の会」への合流を発表。さらに元ジャニーズJr.で『V6』に加入予定だった木村伸一氏(46)も性被害を告発している。関係者によると、さらなるビッグネームの告発者が名乗り出る可能性もあるという。

ジャニーズ事務所は15日に、「故ジャニー喜多川による性加害問題に関する被害補償の受付窓口」を設置。受付窓口のウェブフォームには被害内容について1:口腔性交、2:肛門性交、3:性器への接触、4:キス、5:その他のわいせつ行為といった文言が並ぶ。

「受付窓口が設置されたことで被害者たちの口から、故ジャニー喜多川氏による性加害の実態が明らかにされるでしょう。被害者が少年だったことで親に相談できなかったり、当時はそれが性被害だったことすら気付かなかったケースもあったようです。今なら自身の口で被害状況を訴えることができます」(スポーツ紙記者)

10月2日に社名変更を含めた今後の会社運営などについて報告をするというが、被害者の告発内容次第ではさらなる窮地に追い込まれることになりそうだ。というのも、被害者の一人からは、こんな証言も出ているからだ。

「これまでの告発では合宿所とかで寝込みを襲われ、被害を受けたというケースが多かった。それ以外では、『レッスン中に呼び出され、会場のトイレでヤラれた』と訴えた被害者もいて驚きました。

所かまわずだったようで、東山さんが言うように本当に鬼畜の所業です。Jr.のレッスン会場は、都内のテレビ局内のスタジオを含みます。テレビ局員など、長年レッスンに携わっていた関係者が見て見ぬふりをしていたとしたら大問題です」

故ジャニー喜多川氏の性加害についてはメディアの沈黙が指摘されているが、テレビ局との癒着は特に根深い。

ジャニーズ事務所に対するスポンサー離れが加速するなか、テレビには以前と変わらずジャニーズのタレントたちが出演。東山がMCを務めていた『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)に至っては、東山の降板以降、ジャニーズ問題を取り上げていない。

「ジャニーさんの手口は性器を触ったり、口腔性交が大半。自分は射精しないから何回でもできる。一晩で複数のJr.たちが被害に遭ったり、1人で複数回被害に遭うこともあったといいます。

1日に複数人のJr.が被害に遭い、それが長期間(※再発防止特別チームの調査結果では1950年代から’10年代半ばまでの約60年間)に及んでいるから被害者の数は把握しきれない。一体どれだけ増えるのだろうって感じです」(前出の被害関係者)

潤沢な資産を保持するジャニーズだが、被害者の数、新たな被害証言が飛び出せば致命傷になりかねない。

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