「乗るべき/乗ってはいけない」エアライン

◆ワーストには“あの事件”で炎上した世界最大の航空会社!

会社によって意外とサービスに差があるのが航空会社。飛行機マニアで世界60社のエアライン搭乗経験を持つ大手旅行会社の航空券発券担当者がベストバイに挙げるのはカタール航空。

「経由地のドーハで乗り継ぎ8時間以上の場合、エコノミーでも無料で高級ホテルが用意されます。同じ中東のエミレーツ航空に匹敵する世界最高水準のサービスですが、運賃の安いカタール航空のほうがコスパ的には断然、上です」

逆にワーストには世界最大の路線網を誇るユナイテッド航空。

「昨年の乗客暴行事件以前からベテランのCAや地上職員の高圧的な態度が問題視されていました。しかも、事件後も改善したようには見えず、航空券も最近はさほど安くない。ファーストチョイスで選ぶエアラインではないですね」

《BestBuy》

●カタール航空

羽田・成田~ドーハが就航中。成田発着は2階建てのA380、羽田発着は最新鋭機A350を使用しており、エコノミーの座席は広々。ドーハ乗り継ぎ時間5~8時間であれば無料のドーハ市内観光ツアーに参加できる

●日本航空

エコノミー料金+1000円で広々シートに座れる「クラスJ」や機内Wi-Fi無料は国内線限定だが、ANAにはないサービス

●シンガポール航空

満足度世界1位になったこともあり、サービスの良さは折り紙つき。美人CAが多く、ボディラインが強調される制服も◎

《WorstBuy》

●ユナイテッド航空

ひと昔前の“ブタのエサ”と言われたころに比べれば、マシな機内食になったがやっぱりイマイチ。「また、太平洋路線は大半の機材のエコノミー席がJALやANAより狭く、長時間フライトは辛い」とのこと

●中国東方航空

時期次第ではLCC以下で搭乗できる安さは魅力。だが日本路線の機材はボロく、エコノミー席の中国人客がやかましい

●タイ国際航空

以前ならベストバイ上位だったが、今は反転。「経営難でラウンジの料理や機内食の質が落ち、安全度格付けも下がった」

― [買うべき商品]と[買ってはいけない商品]2018 ―

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