「予言ダコ」のパウル死ぬ=サッカーW杯で100%的中-ドイツ

【ベルリン時事】今年6~7月のサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、試合結果を次々と的中させて世界を驚かせたタコのパウルが26日、ドイツ西部オーバーハウゼンの水族館「シー・ライフ」で死んでいるのが見つかった。タコの寿命は3歳前後で、パウルは2歳9カ月だった。
 パウルは同大会で、ドイツ代表の7試合と決勝の結果を予想。8試合すべてを的中させ、話題をさらった。準決勝のスペイン-ドイツ戦でスペインの勝利を当てた時は、熱狂的なドイツのファンの恨みを買ったが、2018年のW杯招致を目指すイングランドの親善大使に選ばれるなど、最後まで人気者だった。 
 シー・ライフは「パウルは素晴らしい生涯を送った」との声明を発表。敷地内に慰霊碑を建てて埋葬する計画を明らかにした。(2010/10/26-20:16)

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