「人の目を気にするから」 個人判断後も9割以上が「引き続きマスク着用」 5類移行後も「着用する」が6割強

日本トレンドリサーチはこのほど、注文住宅のナチュラルハウスと共同で、全国の男女1000人に対して「マスク着用」に関するアンケートを実施し、その結果を公開。3月13日からマスクの着用が「個人の判断」となった後も、約9割が「引き続きマスクを着用している」ことが明らかになった。

【写真】マスク個人後判断もマスクを着用する理由

 まず、マスク着用が「個人の判断」となる前の状況を調査。76.3%が「必ず着用していた」、18.6%が「だいたい着用していた」と回答し、合わせて94.9%がマスクを着用。続けて、個人判断後の着用状況を調査すると、60.4%が「必ず着用している」、30.0%が「だいたい着用している」と回答。合わせて90.4%が引き続きマスクを着用していることが明らかになった。

 個人判断後もマスクを着用している理由を聞くと、「周りがマスクをしているので(60代・女性)」「まだ全体的にマスクをしている人が多く、人の目を気にするから(40代・男性)」「職場の人や家族を守るため(50代・男性)」などの声が。また「鼻と肌荒れがコンプレックスなので、他人に見せたくない(10代・女性)」という意見もあった。

 5月8日には、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」へ移行される予定。そこで、5類移行後のマスク着用について調査すると、66.2%が「引き続きマスクを着用すると思う」、26.1%が「周りを見つつ判断する」と回答し、「着用しなくなると思う」は7.7%となった。

 5類移行後もマスクを着用する理由を聞くと、「なんとなく、みんなしそうだから(50代・男性)」「まだ不安要素が残っているから(50代・女性)」などの声が寄せられた。その一方で、5類移行後にマスクを外す理由を聞くと「もうそんなに広まっていないから(20代・男性)」「周りが外し始めるし、公園など外す場面も多くなったから(40代・女性)」「時期的に暑くなる(30代・女性)」などの声があった。

(よろず~ニュース調査班)

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