「今年最強」クラスと呼ばれる、大型で猛烈な強さの台風19号が接近中です。気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎さんは台風発生の6日から、自身のツイッターアカウントで注意を呼び掛けます。<今回の台風,他人事と思わないで下さい><普通の台風だと思わないで下さい><本当に気をつけて下さい>私たちが今、すべきことをまとめました。
■繰り返し投稿
荒木健太郎さんは9日午前7時すぎ、自身のツイッターを更新。<いまのうちに台風への備えを確認しておいて下さい.大型で猛烈な台風19号が北上しており,今週末の12~13日に西~北日本の広範囲に影響を及ぼすおそれ.まだ台風に備えるための時間があります.備蓄や非常用持ち出し袋,避難場所や避難経路などをチェックしておきましょう.最新の台風情報を要確認です>
気象庁の「台風に関する用語」によると、台風の強さを表す用語は「猛烈な、非常に強い、強い、(表現しない)」の4段階。今回は最も強い「猛烈な」が使用されています。
■備えのポイントは
政府広報室の公式アカウント「内閣府政府広報オンライン」(@gov_online)は7日、<風が強まる前に家の対策を>と10のポイントを紹介しています。
・雨戸やシャッター(ちゃんと閉まるか点検補修を)
・窓(ひび割れやがたつきがないか)
・雨戸やシャッターのない窓(割れたガラス飛散防止のためにカーテンを閉めたり窓に飛散防止フィルムを貼る)
・雨どい(枯れ葉や砂がつまっていないか)
・屋根瓦やトタン(めくれたり壊れたりしていないか)
・テレビアンテナ(錆びたりゆるんだりしてないか)
・物干し竿(飛ばされないよう下に下ろしておく)
・庭木(飛ばされたり、倒れないように固定する)
・植木鉢(強風で飛ばされそうなものは家の中へ)
・プロパンガス(固定されているか)
神戸新聞「ひょうご防災新聞+(プラス)」の2018年10月15日の記事の中から、「停電への備えチェックリスト」を紹介します。
□懐中電灯、ミニランタン□乾電池、モバイルバッテリー/□ラジオ/□ポータブル発電機/□ポータブルバッテリー/□自家用車のガソリン/□着替え(数日分)/□薬/□非常用トイレ/□常温で食べられる非常食/□カセットこんろ/□飲料水(断水時)
■台風対策・情報のページ
気象庁 台風情報 https://www.jma.go.jp/jp/typh/
国土交通省防災情報提供センター(携帯電話用) http://www.mlit.go.jp/saigai/bosaijoho/i-index.html
気象庁防災情報公式ツイッターアカウント @JMA_bousai
内閣府政府広報オンライン公式ツイッターアカウント @gov_online
東京防災 https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1002147/
気象庁の警報や自治体の避難情報、SNS公式アカウントの正しい情報を常に集め、身を守ってください。(ネクスト編集部 金井かおる)