「今度のテストで学年1位になったら、先生、メイド服で授業してあげる♪」

「優勝したらおっぱいを見せる」という約束をバレー部部員としてしまった教師を描いた『おっぱいバレー』。綾瀬はるかさん主演で映画化もされ話題となったが、それとよく似たシチュエーションが学校現場で起こったそうだ。
うら若き女性教師が「今度のテストでうちのクラスが学年1位になったら、先生、メイド服で授業してあ・げ・る♪」と生徒と約束した。先生がメイド服!? 思春期にはメイド服でも十分ッッ!! 生徒にかつてない力がみなぎった!!
「メイド服授業」が実現したのは、中国・広西省のある学校だ。「1位をとったらメイド服」の約束をしたのは黒髪ストレートヘアがキュートな張先生である。今度のテストで1位をとれば、張先生がメイド服で授業をしてくれる……先生がメイド服……先生が……。
しかし、先生の出した条件は「クラスが1位」である。つまりクラス全員の成績を底上げしなければならない。「先生のメイド服」という1つの目標に向かってクラス全体が団結したのだ。
そして努力の末、見事に1位を獲得! 先生は約束どおりメイド服で現れた。しかも猫耳だ! 生徒の一人がその様子をネット上にアップしたのをきっかけに、中国各メディアでニュースとなった。
 
一部で「子どもをモノで釣るのはどうかと思う」「風紀の乱れ」という批判の声もあがっているものの、多くのネットユーザーは、
「うおおおおお!」
「いい先生だ」
「俺……感動したよ」
「新時代の先生はこうでなくちゃ!」
「2012年のベスト・オブ・ティーチャーだ」
「こんな先生なら一生忘れないよ」
「あはは! 面白い」
「先生若いなぁ」
「先生スゲ~」
などとコメントしている。
 
大人のちょっとした嘘や約束破り。大人にとっては小さなことでも、意外と子どもは深く傷ついているものだ。そんな大人が多いなか、約束を違えずメイド服、しかも猫耳で現れた張先生を評価する声が多い。この件から生徒は大切なことを学んだに違いない。張先生と生徒の信頼関係は確固たるものになっただろう。
(文=澤井恵)
参照元:新浪娯楽(中国語)

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