仙台市は独自の宿泊促進事業「仙台トク旅」の予約受け付けを２５日午後３時に始める。対象は３０日宿泊分から来年１月３１日チェックアウト分まで。トク旅専用プランを申し込むと１人１泊当たり宿泊料金を２０％（最大３０００円）割り引き、市内の加盟店で使えるクーポン２０００円分を渡す。
市内のホテルや旅館、民泊など計１１７施設が参加し、利用者の制限はない。市は１１月３０日までに２億円、１２月１日～来年１月３１日に１億円の事業費をそれぞれ割り振る。期間内でも予算の上限に達した場合、受け付けを終了する。
トク旅は２０２０年に始まり、今回で４回目。市観光課の担当者は「市内の宿泊者数は新型コロナウイルス禍前の７～９割で、完全には戻っていない。閑散期となる冬場の需要を底上げしたい」と狙いを話す。
トク旅の参加施設は今月２２日に開設される特設サイトで検索できる。連絡先は専用コールセンター０５０（５５２６）９５５１＝平日午前９時～午後５時半。
