仙台市と東北大災害科学国際研究所は8月、市内で昨年3月あった国連防災世界会議で採択された国際指針「仙台防災枠組」を知る市民講座を始める。初回は7日、青葉区の市地下鉄東西線国際センター駅2階の市民交流施設「青葉の風テラス」で開く。
災害研の今村文彦所長と泉貴子特任准教授が講師を務め、被災前より災害に強くなる復興を目指す「ビルド・バック・ベター」の考えなど仙台枠組の趣旨を解説する。参加者がグループに分かれ、地域や家庭での防災の取り組みを考えるワークショップも開く。
講座は来年2月まで全5回。参加無料で各回ごとに申し込む。初回は午後2時から、定員50人。8月3日に申し込みを締め切る。連絡先は市防災環境都市推進室022(214)8098。