【北京共同】日本で先月1日に元号「令和」が発表されて以降、中国で「令和」を含む商標の登録申請が相次ぎ、これまでに1300件を超えた。中国では清朝を最後に元号は使われていないが、発祥の地として元号への関心が高く、商機と捉えた中国の企業などが申請しているようだ。
中国商標局が運営するサイトによると、「令和」のほか「令和屋」や「令和最強」など「令和」を使った商標登録の申請は5月11日時点で計1314件。分野は食品や衣料など多岐に及ぶ。
うち1件は河北省の個人が酒類の商品名として2017年に登録を申請、昨年商標権が認められている。