「伊達な旅」宮城の食など柱 夏の観光PR

宮城県や仙台市、JR東日本などでつくる仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会(会長・村井嘉浩知事)は8日、7~9月に県内で展開する「仙台・宮城『伊達な旅』夏キャンペーン2015」の概要を発表した。
春、秋のキャンペーンは実施済みで夏は初。夏は沿岸と内陸の双方の観光資源を生かせるとして、「体験」「食」「復興」の三本柱で宮城の夏をPR。JR仙台駅で7月1日、オープニングセレモニーを行う。
キャッチフレーズの「笑顔咲くたび 伊達な旅」は引き続き使用し、ロゴやPR用のぼりなどは夏らしい青緑色に一新した。
名所や名物を巡る観光バスツアーを用意。県内120カ所のスタンプのうち三つを集めて応募すると、県産品などが抽選で当たるスタンプラリーも実施する。
お薦めコースや夏祭りの情報を掲載した総合ガイドブック30万部を発行。首都圏のJR主要駅や旅行会社などに配布する。
キャンペーン前にJR仙石線が全線再開され、仙石東北ラインも運転が始まる。村井知事は「沿岸部が復興した姿をぜひ見てほしい。夏休みを利用し、家族連れで訪れて」と述べた。

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