ローンに食費、光熱費に教育費と、毎月の支払いと家計のやり繰りは大変。「物価は上がるのに、夫の給料は一向に増えない~!」と頭をかきむしる主婦も多いのではないでしょうか。
そこで、子どもが小学校に通える年齢になると、「お金を稼ぐために私も働かなきゃ!」と労働市場に戻る女性たちが一気に増加するわけです。それにしても、世の主婦たちは一体どの程度の収入を得ているのでしょうか?
今回は、人材サービス『しゅふJOB』を展開するビースタイルが実施した「主婦求人平均時給」の調査結果をご紹介しましょう。
■時給が一番高い職種は意外にも「理美容・リラクゼーション」
主婦がするお仕事は、スーパーやレストランなどのパートから専門職まで様々。仕事内容や働く時間数によって時給も様々だと思いますが、あなたはいくら稼いでいますか?
「隣の奥さんは一体いくら稼いでいるのかしら」と気になるところですが、なかなか「あなたの職場は時給いくら?」とは聞きにくいもの。
同社が調査した2016年6月の平均時給によると、職種別の高収入時給は下記のような順位となるそうです!
1位・・・理美容・リラクゼーション(時給1,355円)
2位・・・クリエイティブ・エンジニア(時給1,309円)
3位・・・小売・販売(時給1,196円)
さて、あなたの職種と時給は、平均と比較してどうですか?
一番時給が高いのは「理美容・リラクゼーション」。これは、ヘアスタイリングやメーク・エステ・マッサージなどが入るでしょうか。
マッサージは専門的な勉強が必要になる専門職。時給は高いですし、自営する道も開かれる将来性と高収入の可能性もある仕事ですが、施術時間や準備、体力の関係などの関係もあり、1日みっちり働くわけにもいかないのが難点といえばそうともいえそうですね。
次いで「クリエイティブ・エンジニア」が1,309円で2位。こちらにはデザインやIT関係のお仕事が入りそうですね。
3位は意外にも「小売・販売」のお仕事で、1,196円となりました。
■在宅で働く大きなメリット4つ
『WooRis』の過去記事「世の妻に聞いた!“毎月の貯金額は?”2位1~3万円に圧勝の衝撃の1位は…」でお伝えしたように、一般的な家庭の毎月の貯金額は、1位は「貯蓄はしていない(できない)」、つまり0円でした。
2位は1~3万円、3位は3~5万円と、世帯所得や住む場所、子どもの年齢などにより貯蓄できる額はまちまちですが、イザという時のために少しでもいいから貯蓄はしておきたいものですよね。
しかし、子どもがいるとフルタイムで働くのは至難のワザ。特に妻は夫より仕事と共に家事・育児の役割も分担の割合が圧倒的に多い場合もあります。
こんな状況から「あ~あ、在宅で仕事できたらなあ……」と思う方も多いでしょう。在宅で仕事をすることには欠点も利点もありますが、既婚で子どもがいる主婦にとっては利点のほうが大きいでしょう。
過去記事「“もっと働いて稼ぎたい”主婦に朗報!自宅勤務のメリット4つ」でお伝えしましたが、在宅の仕事には、
(1)通勤しなくていい
会社勤務の場合通勤に1時間以上時間を費やすことも。主婦にとってこのタイムロスは痛いですが、自宅勤務なら通勤時間ナシ!
(2)時間の融通が利く
子どもが学校を休んだり、参観日があったりしても仕事にほとんど影響がありませんし、勤務時間は自分で決められます。
(3)わずらわしい人間関係ナシ
職場の人間関係がよくないと、仕事が大きなストレスに。在宅勤務なら会うのは雇用主や取引先のみなので楽です。
(4)高収入の可能性も
職種にもよりますが在宅の仕事の場合、スキルが必要な場合が多いため、通常より高収入になることもあります。
など様々な利点があります。
い かがでしたか? 「お金がない! どうしよう……」と悩むだけではお金はやってきません。子どもがいても資格取得の勉強などはカンタンにできますので、今 は環境的に働くことが難しかったり、経済的に貯金ができなかったりする場合でも、1~2年後の資格所得を目指して奮起してみてください!