「卒業したら結婚しよう」女子高生アイドルにわいせつ行為の悪質プロデューサー 狡猾すぎる犯行手口

業界では有名なヤリ手のプロデューサーだった――。

自身がプロデュースするアイドルグループのメンバーの女子高生(17)にみだらな行為をしたとして、真田巧容疑者(40)が22日までに児童福祉法違反の疑いで警視庁少年育成課に逮捕された。真田容疑者は今年2月、少女からグループの活動について相談されたことをきっかけに、交際を開始。ライブ活動で出張に同行した際、ホテルの部屋に少女を連れ込んで性行為に及んだ。

「真田容疑者はアイドルグループが所属する大手芸能プロダクションから少女たちのグループのマネジメントを委託され、メンバーと行動を共にしていました。大阪出張の際はメンバーが宿泊するホテルに部屋を取り、ライブが終わると、少女を部屋に呼び出してみだらな行為をしていた。真田容疑者は既婚者ですが、都内でグラビア撮影会があった日は、世田谷の自宅に少女を連れ込んで行為に及んでいました」(全国紙社会部記者)

真田容疑者は被害者の少女に対し、「好きだ」「妻と別れるから付き合おう」と甘い言葉を囁き、「アイドルを卒業したら結婚しよう」と嘘の結婚話を持ちかけていた。少女は真田容疑者に惹かれ、恋愛感情を抱くようになっていったという。しかし、そんな秘密の関係もついに発覚することになる。

「今年3月、少女の父親が二人のSNSのやり取りを見つけた際、わいせつな行為を連想させるような内容だったため少女を問い質した。そこで、マネジメントを担当していた真田容疑者と交際をしていることが発覚しました。父親は真田容疑者を呼び出し、どういうつもりで娘に手を出したのか問い詰めたそうです」(同前)

二人の関係を知った父親は、少女に対し真田容疑者に近づかないよう注意する。それでもなお、二人の関係が終わることはなかった。

「真田容疑者は父親に交際を続けていることがバレないよう、少女に新しいスマホを買い与えていた。二人で会うときは、少女が普段使っているスマホと荷物をロッカーに預け、居場所がわからないようにしていました。ICカードを使うと足取りがわかってしまうので、交通機関を利用するときはわざわざ切符を購入させるなどの徹底ぶりでした」(捜査関係者)

その後、父親は真田容疑者に対し娘と関係を解消するよう迫ったが、真田容疑者は「お嬢さんと別れるつもりはありません。妻とも別れません」と開き直ったため警察に相談。真田容疑者は逮捕されるに至った。

「真田容疑者が所属事務所と親しく、かつアイドル業界では有名なプロデューサーだったことから、被害者の少女は『言う通りにしないといけない』と思い込まされていた。交際当初こそ真田容疑者の言葉を信じていたが、離婚の意思がないことがわかり、遊ばれていたことに気づいたようです。調べに対しては、『私は都合のいい女にされていたのだと思い、裏切られた気持ちでいっぱいです』と話しています」(同前)

一方の真田容疑者は「欲望を抑えられずに行為に及んだ。自分には妻がいるが、付き合っているつもりで何度も会った。『性交をしている』と言うのなら、しているのだと思う」と供述しているという。

妻を裏切り、自身の“商品”にまで手を出してしまった罪の代償は重い。

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