「口の端に乗せてはならぬ」と石破氏 安住氏の首長批判

 自民党の石破茂政調会長は31日、仙台市青葉区であった自民党宮城県連の支部長・幹事長会議で講演し、民主党の安住淳国対委員長が被災地の首長からの政権批判に「立派なことは言うけど泥はかぶらない」と発言したことに対し「口の端に乗せてはいけないことだ」と批判した。
 石破氏は「首長や地方議員が不眠不休で頑張っている状態を知っているのか。民主党はみんなどうかしている。学級崩壊状態だ」と指摘した。
 宮城県産牛肉から国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題について「消費者にとって安全な物と安心な物とでは距離がある。双方を近づけるためには、政府の情報発信力が不可欠だ」と積極的な情報発信を求めた。
 支部長・幹事長会議では仙台市議選(8月19日告示、28日投票)の支援態勢を確認。小野寺五典県連会長は記者会見で「通常の選挙とは意味合いが異なる。震災対策に対する市民の評価が反映されるだろう」と語った。

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