「君の名は。」プロデューサーを追送検、少女買春の疑い…「少なくとも20人」と供述

少女2人に対する児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑などで東京都渋谷区、プロダクション会社経営の被告の男(52)(起訴)が逮捕される事件があり、和歌山県警は8日、別の少女1人を買春するなどしたとして、男を同法違反容疑などで追送検した。

 捜査関係者への取材でわかった。

 男は人気映画「君の名は。」のプロデューサーで、調べに「少なくとも20人の少女とSNSで知り合い、買春した」と供述しているという。

 捜査関係者によると、男は昨年12月、横浜市の女子高生(当時17歳)が18歳未満と知りながら、自宅で3万円を渡して性的な行為をし、その様子を撮影して画像を保存した疑い。県警は、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。

 男は2~3月、2021~23年にアルバイトの少女に自宅で現金を渡して性行為をしたり、当時高校1年だった女子生徒に裸の写真をスマートフォンに送信させて保存したりしたとして、同法違反容疑などで3回逮捕されていた。

 県警は男のスマホの画像などから3人の被害を裏付けた。

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