「夫のカノジョ」第5話は3・0% 今世紀民放連ドラ最低を更新

 川口春奈(18)主演のTBS系連続ドラマ「夫のカノジョ」(木曜後9・00)の第5話が21日に放送され、平均視聴率が3・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。
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 放送枠の“木曜ドラマ9(ナイン)”は2011年10月クールから国民的ドラマシリーズ「渡る世間は鬼ばかり」の後番組として新設されたドラマ枠。3・0%は同枠で放送された作品の中で最も低い数字。また、前回の3・1%はテレビ東京を除く、今世紀以降のプライム帯(午後7~11時)で放送された民放の連続ドラマの中で最も低かった03年1月期の日本テレビの「メッセージ」(真中瞳主演)第6話、同年10月期の「ライオン先生」(竹中直人主演)最終回、12年4月期の「家族のうた」(オダギリジョー主演)第4話に並んでいたが、今回はこれをわずかながら下回った。
 「夫のカノジョ」は初回4・7%、第2話4・8%、第3話3・7%、第4話は3・1%と低迷が続き、主演の川口が自身のブログや出演イベントで番組PRを猛アピール。川口のブログには激励のコメントが相次いだものの、数字は伸びなかった。5話までの平均も3・9%となり、4%を割り込んだ。同ドラマは12月12日放送の第8話で終了することも決まっている。
 20歳の派遣社員・星見(川口)が上司の麦太郎(田辺誠一・44)の妻・菱子(鈴木砂羽・41)に夫の浮気相手と誤解され、もみ合っているうちに、体が入れ替わってしまう痛快コメディー。原作は垣谷美雨氏の人気小説「夫の彼女」。川口は11年に同局深夜枠「桜蘭高校ホスト部」でドラマに初主演し、今回がゴールデン帯の連ドラ初主演となる。麦太郎と菱子の間の息子には、人気子役の鈴木福(9)。
 そのほかの共演は片平なぎさ(54)、柳沢慎吾(51)、山村紅葉(53)ら。
 第5話は、菱子がようやく麦太郎と星見の不倫が誤解だったことを知り、安どする一方、今度は菱子の娘・実花(大友花恋・14)が父と星見の関係を疑い始める。そんな中、麦太郎が退院し会社に復帰。麦太郎の退院祝いとして久米(柳沢慎吾・51)の提案でバーベキューパーティーをすることになり、家族も招かれた。参加した星見と菱子は実花の態度の誤解を解こうとするがなかなかうまくいかず…という展開だった。

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