仙台経済同友会は17日、県内の東日本大震災被災地を含むコースで、女子フルマラソンの国際大会「復興感謝国際女子マラソン(仮称)」を開催するよう要望する提言を発表した。
提言は「国際的なスポーツ競技を継続的に開くことは、復興に取り組む被災者一人一人の励みとなり、風化防止を期待できる」「世界中からの支援への感謝の気持ちを新たにする機会になる」と主張。被災地の現状を伝え、防災や減災の意識を啓発する狙いもある。
女子フルマラソンとしたのは、全日本実業団対抗女子駅伝や全日本大学女子駅伝が県内で開かれていることなどが背景にあるという。
国内では空前のランニングブームを反映し、東京、大阪の二大都市をはじめ地方都市でもフルマラソンの大会が定着しつつある。