皆さんも子供のころ将来なりたい職業や、あこがれた職業など考えたことがあると思います。総合教育サービス事業の株式会社やる気スイッチグループは、2021年11月下旬、「将来なりたい職業や将来の夢」に関して、同社運営のスクールに通う未就学児から高校3年生までの生徒とその保護者の親子アンケート(回答数580)を実施。それによると、「将来なりたい職業や将来の夢がある」と83.4%の子どもが回答しており、その割合は新型コロナウイルス感染症の拡大前(49.9%)と比べて3割以上も増加したと述べています。
「株式会社やる気スイッチグループ(提供画像)」
「将来なりたい職業や将来の夢がある」と回答した割合は、未就学児が66.0%、小学生72.8%、中学生52.4%、高校生75.6%で、中学生になるといったん減り、高校生になると上がる傾向が見られました。学年別に見ると、高校3年生(90.0%)、小学2年生(83.8%)、小学4年生(75.0%)という順番に高くなりました。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大前と後では、「将来なりたい職業や将来の夢がある」が49.9%から83.4%に増加、「将来なりたい職業や将来の夢がない」は48.8%から12.9%に減少したといいます。
具体的になりたい職業としての回答は多岐にわたるものの、最も多いのは医者や看護師、薬剤師などの医療従事者(96名)、次いで教師や保育士などの教育関連(46名)、消防士や自衛官などの保安職(43名)、ミュージシャンなどエンターテインメント系(31名)という回答がありました。
将来なりたい職業を思いついたきっかけを尋ねたところ、YouTubeなど動画・写真投稿サイト(103名)が最も多く、次いでアニメ、映画、ドラマ、小説の影響(97名)、テレビ番組やニュース番組の影響(91名)という結果でした。
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きっかけについて同社が分析すると、「『家族の影響』『褒められた』『1位になった』などの実際に体験(35.5%)より、動画や本、インターネットの情報の影響(44.6%)が大きいことが分かった」そうです。また、「年齢が上がるに従って、実際の経験がきっかけになる割合が増えている」とも述べています。
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