「往生際悪い」兵庫県民からは辞職求める声 斎藤知事の不信任案 全会一致で可決 「しっかり考える」進退明言せず

兵庫県の斎藤知事に対する不信任決議案が、県議会で全会一致で可決されました。知事は、自身の進退について、「しっかり考える」とだけ話し、明言を避けました。

 不信任決議案の採決は19日の夕方行われ、県議会の86人全員が賛成票を投じ、全会一致で可決されました。

 斎藤知事は、「結果責任は重い」としつつ自身の進退については明言を避けました。

(斎藤知事)

「こういった状況になった結果責任は、しっかりおわなければいけないと思っています」

「(Q.いつまでに判断?)今決まったばかりですし、重い判断になりますから、これからしっかり考えていくということです」

 兵庫県民からは「辞職すべき」との声が上がりました。

「辞職すべきですね。(議員)全員で責任取ってもいいんですけど、まずはそんなことをした本人がまずはやめるべきかなと」

「経費を節減してきたのも認めるので、そこはよかったと思う。最初の犯人捜しが一番良くなかった。往生際悪いのも問題」

「県を代表する組織がしっかりとしたものであってほしい」

 斎藤知事は、29日までに議会を解散、または自ら辞職、あるいは失職するかを選択します。

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