「操作も楽」イクスカ、来月6日利用開始

 仙台市地下鉄南北線で12月6日に利用開始となるICカード乗車券「イクスカ」の体験会が13日、青葉区の地下鉄勾当台公園駅であった。
 高齢者らを乗降時などに介助する市交通局のボランティア12人が参加。券売機の画面で購入や入金操作を試した後、改札機にタッチして使い方を確かめた。宮城野区の会社員阿部淳一さん(42)は「入金して繰り返し使えるのがいい。操作も楽だった」と語った。
 イクスカの販売は12月1日、泉中央駅、仙台駅、長町南駅など6カ所の窓口で始まる。発売額は1000円から1万円まで5種類。
 発売額のうち500円は預かり金で、カード返却時に返金される。定期券にもできる本人限定の記名式か、誰でも使える無記名式かを選ぶ。いずれも残額が少なくなったときに入金すると、継続して使える。
 2015年の東西線開業時から同線や市バス、宮城交通の路線バスでも使用可能になる。16年春には、JR東日本のSuica(スイカ)と仙台圏での相互利用を開始する。

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