中国メディアの中国国際放送局は17日、「韓国にとって15日は日本による植民統治が終わり、独立を宣言した光復節にあたる」とし、韓国国内でさまざまな祝賀行事が行われ、日本兵に扮した人に子どもたちが水鉄砲をかけ、喜びを示したなどと伝えた。
15日午前10時、韓国安全行政部はソウル市内で光復節69周年祝賀式典が行われ、朴槿恵(パク・クネ)大統領をはじめとする要人が出席した。中国国際放送局は韓国国内で行われたさまざまな祝賀行事のうち、日本兵に扮した人に子どもたちが水鉄砲をかけている様子を写した写真を配信。写真では、旧日本軍を模した軍服を着用した男性らに向かって、子どもが水鉄砲で「射撃」している様子が写されている。
中国国際放送局が「韓国の子どもらが水鉄砲で鬼子を撃った」などと伝えたところ、中国の簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)でも情報が拡散し、中国人ネットユーザーたちから「韓国人の浅はかさを示す行為だ」、「日本のヘイトスピーチとどう違うんだ?」など嘲笑する意見が多く寄せられた。
また、「これぞ恨みの教育だ」と、韓国が子どもに日本に対する恨みを植え付けようとしていると指摘する意見のほか、「韓国はやることが幼稚だ」など呆れたとの声もあり、日本兵に扮した人を子どもに水鉄砲で撃たせることに賛同する意見はほとんど見られなかった。(編集担当:村山健二)