「日産は第三者委でガバナンス議論を」…経産相

日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者の逮捕を受け、20日の閣議後の記者会見で閣僚から発言が相次いだ。

世耕経済産業相は「日産が設置する第三者委員会で、ガバナンス(企業統治)のあり方や、(燃費・排ガスの測定データ改ざんなど)品質の問題とガバナンスの関係をしっかり議論してほしい」と述べた。

日産と仏ルノー、三菱自動車の3社による提携関係については「この事案と関係なく安定的な関係を維持していくことが重要だ。関係者が納得できる形で、議論が建設的に進むことを期待する」と語った。

石井国土交通相は、「著名な経営者であり、大変に驚いた」と話した。

菅官房長官は20日午前の記者会見で、「このような事態に至ったことはまことに遺憾」とした上で、経済への影響について「政府として事態を注視していく」と述べた。

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