「東エレク宮城」継続 再売却正式決定 宮城県民会館命名権

宮城県は年度末で契約が満了する県民会館(仙台市青葉区)の愛称の命名権(ネーミングライツ)の売却先を、現在も契約先の半導体製造装置メーカー、東京エレクトロン宮城(大和町)に決めた。愛称は「東京エレクトロンホール宮城」を引き続き使う。
 期間は4月から3年間で、契約額は年3000万円。同社総務部は「今後とも地域社会に貢献し、県民に親しまれる企業となるよう努めていく」と説明している。
 同社は契約を更新できる優先交渉権を行使しなかった。県は昨年11月、最低契約額を現在の年5000万円から2000万円に引き下げ、期間も5年程度から3年間に短縮して契約先を公募。同社だけがあらためて応募していた。
 県民会館の命名権は08年4月から5年間、東京エレクトロン(東京)に売却。13年度は子会社の東京エレクトロン宮城と1年契約を結んでいた。

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