第４０回春季全国酒類コンクール（全日本国際酒類振興会主催）で、東北の酒蔵は青森県おいらせ町の桃川は２部門で１位に入 るなど、８部門で１７点が３位以内に入賞した。１位入賞は８点。このうち「桃川 特別本醸造」（桃川）は日本酒本醸造部門で、特に優れた酒に贈られる１位 特賞になった。
他に１位入賞を果たしたのは、日本酒純米酒部門で「浦霞 特別純米酒」（佐浦・塩釜市）と「秀鳳 つや姫」（秀鳳酒造場・山形市）の２点。純米吟醸・大吟醸部門では「太平山 天巧」（小玉醸造・潟上市）と「杉玉 吟醸純米」（桃川）の２点だった。
普通吟醸・大吟醸部門では「浦霞 大吟醸」（佐浦）、地ビール部門では「湖畔の杜ビール 紅ＫＯＭＡＣＨＩラガー」（トースト・仙北市）が１位となった。その他焼酎部門では「原幻 本格そば焼酎」（尾花沢市特産品販路拡大事業委員会）が選ばれた。
古酒や泡盛なども含む１５部門に全国から計２５３点が出品された。東北の２、３位入賞は次の通り。
純米酒部門（２）「秀よし 龍幡 純米酒」（鈴木酒造店・大仙市）（２）「ねぶた 淡麗 純米酒」（桃川）（３）「羽陽男山 酒未来 特別純米」（男山酒 造・山形市）▽純米吟醸・大吟醸部門（２）「浦霞 山田錦 純米大吟醸」（佐浦）▽普通吟醸・大吟醸部門（２）「秀よし 松右衛門 大吟醸」（鈴木酒造 店）（２）「月山丸」（和田酒造・山形県河北町）▽米焼酎部門（２）「雪原 極上米焼酎」（古沢酒造・寒河江市）（２）「雪原そば」（古沢酒造）▽新開発 部門（２）「ラシャンテ」（鈴木酒造店）
