「機能性表示食品」2割近くが販売終了などで表示撤回

 「機能性表示食品」としてこれまで届け出された商品のうち、2割近くにあたるおよそ1500製品が届け出を撤回していることが分かりました。

 小林製薬の紅麹を使ったサプリメントを摂取した人に健康被害が出ていることを受け、消費者庁は「機能性表示食品」の届け出をしているおよそ1700の事業者に対し、健康被害の有無などを確認しています。

 消費者庁によりますと、「機能性表示食品」の届け出は2015年に制度が導入されて以降、8198件に上り、このうち2割近くのおよそ1500件で表示が撤回されていました。

 小林製薬の問題が発覚する前に販売終了を理由として撤回されたものがほとんどですが、消費者庁が表示に科学的根拠が乏しいとして措置命令を出したことに伴い、届け出を撤回したケースもあったということです。

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