小池都知事は23日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議後の会見で、「毎日の買い物を3日に1回程度に控えていただきたい」と都民に呼びかけた。
都内で14日以降、1日100人以上の感染者が確認されていることに触れた小池都知事は、「(ゴールデンウィークの)大型連休に向け、人の流れは激しくなることが予想され、人と人との接触が増えることでより一層の感染拡大が進むことが強く懸念される」と指摘。その上で、25日から5月6日までを「いのちを守るSTAY HOME週間」とし、在宅を促すため「都民・企業への呼びかけ」「外出抑制の仕掛け」「首都圏で連携・協力した広報の展開」の3つの取り組みを進めるとした。
また、都立公園で3密を避けるため、駐車場や遊具・広場、自然公園のキャンプ場などの施設を閉鎖。また、高尾山のケーブルカーを25日から5月6日まで運休し、奥多摩周遊道路は駐車場を閉鎖するとした。
さらに、スーパーや商店街で3密を解消するため、「毎日の買い物を3日に1回程度に控えていただきたい。食料品など十分な供給がされているので、必要以上の買いだめをしないでいただきたい。メディアも様々な工夫をお願いしたい」と呼びかけた。
(ANNニュース)