「気仙沼カツオ食べて」 サンドウイッチマン呼び掛け

 東日本大震災で大きな被害を受けた国内有数の生鮮カツオ水揚げ基地、気仙沼港(気仙沼市)の復興を支援する「鰹を食べて復興支援 in 心斎橋」が27日、大阪市中央区東心斎橋のグランドジャニスビルで開かれる。
 NPO法人「長寿社会の安全安心な暮らしを実現する会」(東京、代表理事・住田裕子弁護士)の主催。気仙沼港からカツオ約90匹を直送し、刺し身や手ごねずし、酢の物にして参加者に提供する。参加者が払う一口3000円の支援金が、気仙沼の漁業復興費に充てられる。
 農林水産省で記者会見した住田代表理事は「日本人の長寿の源は魚食文化にある。消費者として食べることで東日本一の漁業基地、気仙沼を支えたい」と話した。催しは今後、全国各地で実施する計画だという。
 震災当日に気仙沼市にいた仙台市出身のお笑いコンビ、サンドウイッチマンも催しの趣旨に賛同し、会見に同席。「カツオを食べるだけでいい。支援してほしい」と呼び掛けた。

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