2018年11月7日、「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート語が発表された。「おっさんずラブ」「首相案件」「もぐもぐタイム」など30語だ。
だがツイッター上ではさっそく「○○がないからやり直し」と、ノミネートに異議を唱える意見が相次いでいる。
「平成最後の○○」「男山根」…
J-CASTトレンド記者が11月7日から8日にかけての流行語に関するツイートを見たところ、追加してほしいとして挙がっていたのは、「平成最後の〇〇」と、日本ボクシング連盟の前会長、山根明氏の発言が多かった印象だ。
「平成最後の○○」は2019年5月から新年号に変わるのを踏まえて、夏ごろからネットニュースの見出しなどでよく見かけるワードだ。
また今夏に助成金流用問題などで世間を騒がせた山根氏の発言から、「男山根」「歴史の男」といったワードも目立った。なおこの騒動に関連するワードとしては「奈良判定」が、実際にノミネートされている。
なおスポーツの不祥事では、日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、当時の監督が選手に言ったのではないかと疑いが出ている「やらなきゃ意味ないよ」というセリフも、多くの人が挙げていた。
サッカーや野球関連のワードも
今年6~7月は、サッカーワールドカップが大いに盛り上がった。またプロ野球・日本シリーズが終わったばかりということもあり、サッカーや野球関連の流行語の投稿も多かった。
サッカーファンは、既にノミネートされている「(大迫)半端ないって」に賛同する声の一方で、5月にスペインの名門チーム「バルセロナ」から、Jリーグ・J1「ヴィッセル神戸」へ電撃移籍したアンドレス・イニエスタ選手が話題を集めたとして、「イニエスタ」を推す意見も多い。
野球ファンからは、福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也捕手の強肩を表す「甲斐キャノン」と、FA(フリーエーエジェント)権行使を表明した選手が会見でこぞって使う「他球団の評価を聞いてみたい」を挙げる人が目立った。
そのほか、「あきらめたら試合終了」「安室の女」「安室奈美恵」「裏口入学」「紀州のドン・ファン」「ヒプマイ(ヒプノシスマイク)」「Vtuber」「変態仮装行列」「山口メンバー」も複数人が挙げていた。
2018年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞ならびにトップ10は、12月3日に発表される。