「県境またぐ移動の自粛を」 GW前に東北・新潟知事らメッセージ

新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、東北6県と新潟県の知事、仙台、新潟の両市長は26日、大型連休を前に県境をまたぐ移動の自粛などを訴える「東北・新潟共同メッセージ」を発表した。
 緊急事態宣言が出た地域やまん延防止等重点措置区域だけでなく、県境を越えた往来の自粛などを求めた。感染対策を講じた飲食店の利用のほか、手洗いや消毒など基本的な感染防止対策の徹底も訴えた。
 共同メッセージは昨年9月に続き2回目。吉村美栄子山形県知事は定例記者会見で「それぞれの県民、市民へ周知を図るため、共同でメッセージを出すことでより高い効果が期待できる」と意義を強調した。
 佐竹敬久秋田県知事は記者会見で「県外との往来後に家庭や職場で感染が広がるケースが増えている。オンライン帰省やテレワークを活用し、県外から人を招くのも避けてほしい」と呼び掛けた。

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