「絆」「節電」のクリスマス 三越伊勢丹

 三越伊勢丹ホールディングスは24日、三越銀座店(東京都中央区)で、今年のクリスマス関連商品について、報道向けの内覧会を開いた。
 東日本大震災以降、母の日や父の日ギフトが好調など、「家族の絆」を重視する消費傾向が強まっている。
 同社はクリスマスも家族で過ごすケースが増えると想定。キャンドルなど、リビングを飾るオーナメント類の品ぞろえを数倍に増やすほか、節電への関心から、羽織れるタイプの毛布など寒い部屋で暖かく過ごせる商品を提案する。
 クリスマスケーキでは、「親子で楽しめるもの」に着目。一つのケーキでいくつもの味が楽しめるタイプのほか、数年前まで主流だったアルコールを含むケーキの割合を見直し、“ノンアルコールタイプ”を約7割にまで引き上げる。
 売り上げ目標は、リビング関連で前年比2倍、ケーキ類で同10%増を目指す。

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