会で起きた“ノコギリ襲撃事件”の2日後、HKT48・指原莉乃は「私たちは1人のせいでファンの皆さんとの交流を失いたくありません」「交流の場がなくなるのはつらいです」などとコメント。実際、事件から41日後にAKB48の握手会は再開された。
「AKB48は事件以降、ファンとの接触が減るどころか、接触の種類が多様化。『じゃんけんサイン会』『自撮り2ショット写真会』『メンバー録音会』『メンバー1ショット動画会』『プレミアムカードサイン会』など、多すぎてファンすら把握できないほどの状態。入場時のチェックを“ザル”だと感じているファンも多く、ストレスを抱えているメンバーもいるはず」(AKB48ファン)
同日放送の『ワイドナショー』で、ダウンタウン・松本人志も、「周りがどんだけ安全に気を使ったって、不特定多数の人間を集めて、ましてや触れ合ってるわけやから、100%の安全なんてありえない。“毒霧”吹いてくる奴もおるかもわからんからね」とコメント。今のアイドル界について、「握手会やるのか、アイドル辞めるのか、どっちか選べよって世の中になっちゃってる」と印象を述べた。
「基本的に接触イベントをしないアイドルグループに、5人組のももいろクローバーZがいるが、AKB48と違っていまだに6万人規模のライブ会場を埋めることができる。AKB48グループのライブには魅力がなく、昨年8月に開催したNMB48のコンサートでは、神戸ワールド記念ホールのスタンド席が全席空席になったことも。AKB48グループや坂道シリーズは、あくまでも“握手会アイドル”であり、握手会を辞めてしまったら、一瞬でビジネスモデルが崩れます」(芸能関係者)
事件の次の日も、同じ場所で握手会を開催していた欅坂46。この異常さに、ファンも早く目を覚ましてほしいものだが。