「緊急事態宣言」続く中、スーパーの売れ筋に異変 意外な商品が人気の一方で… 北海道札幌市

緊急事態宣言が続く中、スーパーの人気商品に大きな変化が起きています。

 札幌市手稲区のスーパーです。生鮮品やお酒、日用品などがズラリと並んでいますが、新型コロナの影響で、売り上げが伸びた商品と、逆に、売り上げが落ちてしまった商品があると言います。

 「外出自粛が続く中、こちらののスーパーでは、今、ラーメンが人気となっています」(記者リポート)

 こちらのスーパーでは、去年は、保存が効くインスタント麺が売れていました。しかし、最近は専門店を「売り」にした生麺タイプが売れていると言います。
 というのも、外出自粛が長引く中、お店の味を自宅で味わいたいと願う、買い物客が増えたためと見られています。

 「店に行けない分だけとてもありがたい。(落ち着いたら…)美味しいのを食べたい」(買い物客)

 一方、新型コロナの感染拡大が続いていることで、健康を意識した商品の売り上げも伸びていると言います。

 「免疫力アップする食材で、発酵食品。納豆・キムチ・ヨーグルトの売り上げはずっと常にいい状況で進んでいます」(キテネ食品館・中塚誠社長)

 特に、手軽に食べやすい納豆が人気といいます。

 さらに、自宅などでのテレワークが増えた事で売り上げが伸びているのが、こちらのお菓子類です。デスクワークをしながら、お菓子をつまんでいる人も多いのかもしれません。

 そして、アルコール類の売り上げについて、聞いてみると?

 「そんなに(売り上げは)増えていないです。外で飲むから美味しいという人が結構いる。外では飲むけど家では飲まない人もいるので、そんなに影響はない」(キテネ食品館・中塚誠社長)

 一方、外出自粛の影響を受けて、売り上げが下がってしまった商品も…。

 「スポーツ飲料を飲む場面が少なくなっている。全く売れない訳ではないが、大きく売れている感じはしない」(キテネ食品館・中塚誠社長)

 外での運動や部活など、スポーツをする機会が減少しているためか、売り上げもダウンしているそうです。

 1日から延長される緊急事態宣言。消費者のニーズに合わせて、スーパーでは模索の日々が続いています。

5月31日(月)「今日ドキッ!」午後6時台

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