女優・杏(29)主演の日本テレビ系連続ドラマ「花咲舞が黙ってない」(水曜・後10 時)の最終回が16日に放送され、平均視聴率は14・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。全話平均視聴率で、今クール民 放ドラマ視聴率1位の座を確実とした。
2014年4月に同枠で放送され、全話平均16・0%、初回17・2%、最高18・3%(最終回)を記録したヒット作の第2シリーズ。TBS「半沢直樹」などで知られる直木賞作家・池井戸潤氏(52)の「不祥事」が原作。
第2弾の今作は初回視聴率14・7と好スタート。第2話以降は14・7%、12・9%、14・7%、14・1%、13・6%、14・3%、15・6%、 14・2%、15・0%、15・1%と推移。最終話は14・8%を記録し有終の美を飾った。今クールでドラマ視聴率が軒並み苦戦をしいられている中、唯一 の全話2ケタ視聴率をキープし、今クール民放ドラマ視聴率1位の座を確実とした。
メガバンク・東京第一銀行を舞台に、本部「臨店班」の“あきらめないヒロイン”花咲舞(杏)と“あきらめたオジサン”相馬健(上川隆也)の2人が、間違ってることを「間違っている」と言えずに苦しんでいる人たちを救う痛快ストーリー。
花咲が「お言葉を返すようですが!」と“間違っている”相手を一喝し、難題を解決していく。
最終回は、大手建設会社・蔵中建設が倒産したというニュースが流れ、融資をしている東京第一銀行にも多大な損失が予想され行内は騒然。そんな中、蔵中建設 の社員を名乗る人物から「1億円が東京第一銀行に賄賂として流れている」と告発メールが届き、舞と相馬は調査を命じられた。調査を進めると、浮上した名前 な何と真藤常務(生瀬勝久)。真藤常務の答えに納得できない二人がさらに調査を進め黒幕をあばく、という展開だった。