「観光再始動」官民一体で 仙台・宮城観光キャンペーン推進協が事業計画決定

 県や市町村、観光業界の関係者でつくる仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会(会長・村井嘉浩知事)は9日、仙台市で総会を開き、秋冬に重点的に誘客を図る本年度の事業計画を決めた。新型コロナウイルスの影響緩和に伴う「観光再始動」に向けて作成した横断幕も披露した。

 年度前半は「助走期間」としてポスターなどの作成を進め、9月中ごろに秋冬の観光キャンペーンを開始。旬の食材を活用したグルメ周遊イベントを実施したり、鉄道と連携して地域を巡る「伊達な鉄たび」(仮称)を企画したりする。

 村井知事は「(8日の)新型コロナの5類移行により、今後の社会経済活動の正常化が期待される。今年を本県の観光再始動の年と位置付け、官民一体で取り組んでいく」と述べた。

 横断幕は、県の観光PRキャラクター「むすび丸」とバスケットボール男子B1仙台のマスコット「ティナ」が掲げて登場した。

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