給料日前などに、財布の寒さを実感するという人は少なくないだろう。だが、つねに財布が寒い状態だと、心まで冷え切ってしまう…ということもあるようだ。
女性向け匿名掲示板「ガールズちゃんねる」のあるトピックが注目を集めている。
■貧乏になって性格が悪くなった友人
知人が貧乏になってから驚くほど性格が悪くなったと語る投稿者。金持ちそうな親子が服を選んでいると「不細工が着ても仕方ない」と言ったり、「本当の金持ちは〇〇しない」と言うなど、その行動はかなり卑しい様子。
また、他人の家庭にも口を出すようになり、専業主婦の友人に対して「働かなきゃ旦那さんが可哀想」と、一方的に口を挟んでいるのだとか。そして、他のネットユーザーに対し、「みなさんの周りにもこういう人いますか?」と尋ねたのだった。
■「お金こそ心の余裕」
この投稿に、他のネットユーザーからは共感の声が相次ぐことに。
・そりゃお金がなかったら性格も悪くなるよ
・余裕がないから
・お金こそ心の余裕!
・そりゃあ心にゆとりがなくなるからね
■「金持ちでも性格の悪い人はいる」
しかし、一方では「金持ちでも性格の悪い人はいる」という声も。
・金持ちでも性格悪い人いるしな…
・周りに貧乏人がいないから分からないけど、お金持ちでも性格悪い人はいる 金持ち同士のマウンティングは恐ろしいよ
だが、「貧乏から金持ちに変わった瞬間、性格が優しくなった」という、ゲンキンなケースもあるようだ。
・私は実家金持ち→結婚で貧乏→再婚で金持ち になったけど、貧乏時代は驚くほど卑屈になってたわ
・逆に、親の遺産が入ってから別人のように優しくなった知り合いがいる笑
■「貧乏で良かった」は2割
しらべぇ編集部では以前、全国20〜60代の自分は貧乏だと思う男女702名に、「貧乏でよかったと思うときがあるか」の調査を実施。その結果、自分が貧乏でよかったと思っている人は、わずか2割だった。
やはりと言うべきか、お金がないことを肯定的にとらえる人は少ないようだ。
すべての人に当てはまるものではないものの、「財布の余裕は心の余裕につながる」というのは、基本的には真実なのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の自分は貧乏だと思う男女702名 (有効回答数)