新型コロナウイルスの感染拡大で外食や買い物などの消費行動が鈍化する中、塩釜市は「Lets’ Buy! しおがま」キャンペーンを始めた。売り上げが減り、打撃を受けている市内の飲食店や商店などを支え、地域活性化の一助とするのが狙い。
市民らの賛同を得るため、ロゴマークを作成した。桜の花を模したデザインは消費拡大や街の躍動感を示し、多彩な店や品物を色で表現。「ひとりひとりの買い物が街のチカラになるのです」との文言を入れた。
「しおがま」の文字を消したタイプも作成し、他自治体が使えるようにする。
佐藤光樹市長が「昼食は地元の店で」と庁舎内部で呼び掛けたのを受け、職員がキャンペーン化した。市商工港湾課の担当者は「地元での買い物を一つでも多くして、街を元気にしたい」と説明する。