「走る広告」新規需要開拓へ ラッピングバス人気投票

 仙台市交通局は、車体全体に広告を載せた市営ラッピングバスの人気投票を始めた。多彩なデザインの「走る広告」に関心を持ってもらおうと、初めて企画。「好みの1台を選んで投票を」と参加を呼び掛けている。
 投票対象は、現在走行中の61台のうち、同一デザインや交通局の広告を除いた30台。家電量販店や製パン店、自治体、医療機関など市内外27の企業・団体が広告主で、鮮やかな色のイラストなどで看板商品や企業イメージをPRしている。
 ラッピングバスは最も多い2003年で95台あったが、企業業績の伸び悩みを背景に減少傾向にある。交通局は、人気投票を通して新規需要の開拓につなげたい考えだ。
 投票期間は10月10日まで。交通局ホームページ(HP)の応募フォームや、地下鉄泉中央、仙台、長町南3駅にある投票箱から1票を投じる。
 順位は10月下旬に交通局のHPで発表する。1位になったバスの投票者の中から、抽選で50人にバスカード5000円券(10人)とオリジナルグッズ(40人)を贈る。

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