「輸入米、怖くない」高い品質維持強調 アイリス社長講演

アイリスオーヤマの大山健太郎社長は22日、仙台市内のホテルで講演し、環太平洋連携協定(TPP)交渉でコメの関税撤廃が焦点となっていることについて「外国産米が国内市場に入っても、日本の高い品質なら何も怖くない」と持論を展開した。
 大山氏は小分けパックのブランド米販売に参入した経緯を踏まえ「コメ市場は変わらなければらない。おいしい商品を売ることが国際競争に勝つ方法だ」と強調した。
 主力スポンサーを続けるプロ野球東北楽天とJ1仙台にも触れ「同時間帯のホーム戦に計4万人もの観客が集まり、復興に向かうパワーを共有する役割を果たしている」と評価した。
 講演は内外情勢調査会宮城支部の定例会の一環として行われた。

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