東北地方163カ所の道の駅でつくる「東北道の駅連絡会」は、東北各県の果物を材料にしたチキンカレーと、宮城県産鯨肉を使ったくじらカレーの販売を、県内の道の駅で始めた。
チキンカレーは「東北『道の駅』カレー」の名前で発売され、リンゴやラ・フランス、イチゴ、ブドウ、柿などをペースト状にして煮込んだ。ほんのりとした甘味を感じられる。冷凍真空パック180グラム入りで、480円。
「宮城県『道の駅』くじらカレー」は、宮城県石巻市鮎川産の鯨肉、宮城県登米市東和町産のマイタケ粉末などを、同市特産の和風だし「人は登米のだし」とカレースパイスで煮込んだ。180グラム入り、490円。
連絡会は各地の特産品を生かしたご当地カレーを企画。2商品は仙台市太白区のカレー店「ペロリカレー」が製造を担当した。
県内の道の駅15駅でつくる駅長会事務局はくじらカレーについて「商業捕鯨が再開されたこともあり、昔懐かしい鯨肉を和風仕立てで味わってほしい」と話す。連絡先は駅長会事務局「道の駅林林館・森の茶屋」0220(45)1218。