「都会的な車両になった」仙台市地下鉄南北線の新型車両 営業運転開始 2030年までに全編成に導入へ

仙台市地下鉄の南北線に新型車両が導入され、10月24日、営業運行を始めました。これまでの車両からデザインを一新。環境や乗り心地に配慮したさまざま工夫が施されています。

地下鉄南北線の新型車両。老朽化した旧型車両から入れ替えを進めるため、試験運行を重ねてきました。その新型車両、環境にやさしい造りとなっています。

西ノ入菜月アナウンサー

「これまでの車両には白い塗装が施されていましたが、新車両はその塗装がなくなり、アルミ調のスタイリッシュな印象となっています」

塗装を減らすことで、4両であわせて2トン軽くなりました。電気代やレールの傷みが大幅に抑えられるということです。フロントホイールクランプ バイク モノタロウ 1個

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出発式には多くの人が詰めかけました。抽選で選ばれた150人と関係者たちが、“一番列車”に乗りこみます。

「今、動き始めました!地下鉄南北線の新型車両、運行開始です」

車内にもさまざまな特徴が。シートの色合いは、ケヤキ並木と木漏れ日をイメージしてデザインしたそうです。さらに…

「止まる駅を知らせる車内の案内表示がカラーの液晶になりました。情報量も多くなり見やすくなっています」

これまで南北線の車両はドット表示でしたが、東西線と同じように見やすい液晶画面になりました。

「車いすやベビーカーを置くスペースがそれぞれ車両に1カ所ずつ設置されました。手すりに腰掛けられる造りになっています」

皆さん、乗り心地はいかがでしょう?

試乗した人は

「楽しいです」

「今までの車両とは全然違って東京とか都会的な車両になったなって」

乗り降りのしやすさにも違いが。電車とホームとの段差、すき間がそれぞれ4センチ解消されました。さまざま工夫が施された新型車両は2030年までに南北線の全22編成に導入される予定です。

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