「重曹とクエン酸を混ぜても汚れはあまり落ちない」 洗剤メーカーの投稿が大掃除で役立つと話題、その理由とは

洗剤・衛生用品メーカーの第一石鹸が、重曹とクエン酸を混ぜても汚れがあまり落ちないことをTwitterで発信。「え!? やってた」「知らなかった……」と拡散され、正しい使い方の紹介を含めて大掃除で役立つ情報だと話題になっています。

 重曹とクエン酸を混ぜると、勢いよく泡が発生するため汚れが落ちそうに見えます。しかし、これは中和反応による二酸化炭素の泡で、第一石鹸は「この泡自体にこびりついた汚れを洗浄する効果はありません」と説明。混ぜ合わせるとお互いの洗浄効果を打ち消し合ってしまうとして、「それぞれ単独でお使いください」と呼びかけています。

 ネットでは「そうのか…」「(混ぜる使い方を)何かで見て信じてた」「なんか違うな…って思いながら散々やってた」など、これまでやっていた人たちから驚く声が上がっており、今回の洗剤メーカーによる説明により「確かにそんな気がしてた」「やっぱりか」と納得する声もみられました。

 第一石鹸の特設サイトでは、重曹やクエン酸の使い方を目的別に一覧で紹介しています。年末の大掃除で使える情報がまとまっているので、取り掛かる前に一度目を通しておくといいでしょう。

 なお、特定の場所の掃除方法には重曹とクエン酸の“合わせ技”もありますが、こちらはそれぞれを時間差で使用する方法となっています。

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