「野良猫のつらい境遇知って」 仙台と盛岡の12店、グッズ販売

2月22日の「猫の日」にちなみ、仙台市と盛岡市のカフェや雑貨店、ギャラリー計12店舗が、猫に関するグッズなどを販売するチャリティーイベント「cat! cat! cat!」を開いている。

 犬や猫の保護を支援する任意団体「cat&dog&me」(仙台市太白区)の主催。参加店の店主の多くは猫好きで、工夫を凝らした商品を仕入れて並べている。オンライン販売だけの店舗もある。

 仙台市で参加するのは9店舗。青葉区のカフェ「シアン」は、猫をモチーフにしたキャンドルなど10種類を販売している。青葉区の雑貨店「ココチ」は猫形のブローチなどを売る。盛岡市では雑貨店「ひめくり」など3店舗が参加する。

 イベントの終了は22日か23日で、店舗によって異なる。売り上げの一部と各店舗で集めた募金は、野良猫の保護活動や不妊手術代に充てられる。

 団体代表の画家樋口佳絵さん(47)=太白区=は「かわいい猫グッズを求める人に野良猫のつらい境遇を知ってもらい、人と共生する方法を考えるきっかけにしたい」と話す。

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