「鎮魂・未来・希望」映像作品募集 仙台・中心商店街など

仙台市の中心商店街などでつくる市中心部商店街希望プロジェクト実行委員会(委員長・柳井雅也東北学院大教授)は「鎮魂と未来・希望」をテーマにした映像作品を募集している。入賞作品は3月11日、中心商店街に架かるアーケードの天井部分をスクリーンにして上映する。
 募集は2部門で、A部門は「市中心部の各商店街のプロモーション映像」(60秒)、B部門は「東北の鎮魂と未来や希望を表現する映像」(3分11秒)。
 A部門のメーンテーマは「希望・未来」。B部門だけ応募資格として3月11日時点で高校以上の生徒・学生であることが条件となる。映像は実写、アニメーション、スライドショーなど形式は問わない。
 在仙CMディレクターらの1次審査で各部門10作品程度に絞る。その上で、仙台なびっく情報ステーション(青葉区一番町)を会場に3月10日、仙台短篇(たんぺん)映画祭に参加した映画監督らによる公開レビューで入賞作品を決める。
 A部門の大賞には15万円、B部門には5万円を贈る。希望プロジェクト総合プロデューサーで東北工大の猿渡学准教授(47)は「若い人の感性に期待している。希望あふれる被災地・東北を表現してほしい」と話す。
 応募の宛先は〒982-8588仙台市太白区二ツ沢6、東北工大コミュニケーション学科猿渡准教授。2月29日必着。連絡先は022(304)5538。

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