埼玉県所沢市の国道で撮影された、バイクのドライブレコーダーの映像。
進行方向とは逆向きに停車した救急車両の奥には、1台の軽自動車が歩道に乗り上げている。すると、次の瞬間。
車が突然、急なバックをして、そのまま道路沿いの建物へ衝突。よく見ると、フロント部分のバンパーやナンバープレートが外れてしまっている。車が衝突したガードパイプと街路樹も大きく破損している。
バイクの運転手は、あわててその場を離れた。しかしその直後。
「交差点で信号待ちをしているときに、後ろからその車が迫ってくるのが見えた。車と車の狭い範囲を無理やりぶつけながら突進して来て『うわって』思いました」(バイクの運転手)
他の車にぶつかりながらようやく停止した暴走車。バイクの運転手は「降りろよ! 降りろよ!」と呼びかけ、駆けつけた救急隊も再び発進しようとする車を必死に止めようしたが車はかまわずバック。
危険な運転を繰り返した車の運転手は、どんな様子だったのか。
「見た目は高齢なおじいちゃん。意識がここにあるのかないのか。救急隊の人が引きずりだしても、自分が何をやったのかわかっていないような。(呼びかけに)応答しない感じ」(バイクの運転手)
(『ABEMAヒルズ』より)